「隣の土地、買いませんか?」と声をかけられたら。不動産のプロが教える、損をしないための「隣地購入」の判断基準

「実はまだ未公開の物件なのですが、隣の土地が売りに出そうなんです。公になる前に、購入されませんか?」
他の不動産会社から、このように声をかけられてどうしたらいいか悩んでいる……というご相談を、私たちはよくお受けします。
昔から「隣地は借金してでも買え」という格言があるように、隣の土地を手に入れることは、土地の価値を高め、事業や生活を拡大するための王道戦略とされてきました。
しかし、現代においてこの格言を鵜呑みにするのは少し危険です。 今回は、ぬりかべ不動産のサービス「ぬりかべの地結び」の視点から、「本当に隣の土地を買うべきか?」を見極める重要ポイントをお伝えします。
理由が「自分たちで使うため」なら、私はおすすめしません
「家を建て替えたい」「駐車場を広げたい」「倉庫や庭にしたい」 このように、ご自身やご家族の居住用・プライベートな目的で隣地を購入しようと考えている場合、「手元の現金にかなりの余裕がある人」以外には、私は隣地購入をお勧めしません。
なぜなら、土地は購入しただけでは「資産」にはなっても、「お金を生み出す存在」にはならないからです。
【よくある反論:土地の値段は上がるのでは?】
「将来、土地の価値が上がるかもしれないから損はないのでは?」というご意見もあります。しかし、将来の価格高騰は自分でコントロールできない「運要素」が大きく、確実性はありません。これからの時代、土地の値段は「一定(良くて現状維持)」と考えておくほうが無難です。
むしろ、土地が広くなることで毎年の固定資産税が上がるというデメリットのほうが確実についてきます。ただ広げるだけでは、毎月の維持費が増えるだけになってしまうのです。
隣地を買うべき唯一の基準:その土地は「稼いで」くれるか?
では、どんな場合なら隣の土地を買うべきなのでしょうか? 注目すべきは、「その土地を購入することで、事業性があるかどうか」です。
例えば、隣の土地を購入して以下のような活用ができるなら、話は別です。
- 月極パーキングとして運営する
- 貸倉庫を建てて賃貸する
- 貸テナント(店舗やオフィス)を誘致する
このように、購入した土地自身が「稼いでくれる存在」になるのであれば、私は隣地の購入を強くお勧めします。
大切なのは、売買契約を交わすことではありません。「購入した後に、その土地をどう活かすか(土地活用)」にこそ、真の価値があります。
一般的な不動産会社との違い:売買契約は「ゴール」ではなく「スタート」
しかし、ここに不動産業界の構造的な問題があります。 一般的な不動産仲介会社は、「売買契約の成立」がゴール(売上)になります。そのため、購入した後の「土地活用」に重きを置いた、長期的なシミュレーションまで一緒に作り込んでくれる担当者は滅多にいません。どうしても、担当者個人のスキルや熱意に左右されてしまうのが現状です。
そこで立ち上げたのが、私たちのサービス「ぬりかべの地結び」です。
私たちは、単に土地を仲介するだけの存在ではありません。 「その土地を購入することで、お客様の未来にどんなことが起こるのか?」を徹底的に考えます。さまざまなリスクや可能性を洗い出し、お客様にとって最もメリットのある選択肢をご提案したいと考えています。
唯一無二の土地だからこそ、納得のいくシミュレーションを
土地はこの世に2つとない唯一無二のものです。そして、お客様のご状況やご家族の形も、時間の経過とともに変化していく唯一無二のものです。
変化していく状況を見据え、プロの目で精緻なシミュレーションを行うからこそ、10年後、20年後も「あのとき買ってよかった」と納得できるプランが生まれます。
ぬりかべ不動産では、初回のご提案・シミュレーションを【無料】で行っております。
「隣の土地の話が来ているけれど、これって本当にチャンス?」 そう迷われたら、まずは契約書に判を捺す前に、お気軽に私たちにご相談ください。あなたの未来に寄り添った、ベストな答えを一緒に導き出しましょう。
ぬりかべ不動産 代表

