「ネット完備」の落とし穴?契約前に知っておきたい通信回線の盲点

こんにちは。
ぬりかべ不動産です!
ここ数年、お部屋探しをされるお客様の中で「インターネット環境」を最優先事項に挙げられる方が本当に増えています。特に在宅ワーク(テレワーク)がメインの方や、オンラインゲーム、動画配信サービスをよく利用される方にとって、ネットの“速度”や“安定性”は暮らしの快適さを左右する死活問題ですよね。
しかし、物件情報に「インターネット対応」「Wi-Fi完備」と書かれていても、実は大きな落とし穴があることをご存じでしょうか?
今回は、先日実際にあった事例を交えながら、賃貸物件の通信回線にまつわる重要なポイントと、私たち「ぬりかべの仲の介」がなぜそこまで調査にこだわるのかをお話しします。
■ 「物件は最高なのに…」ネット環境で涙をのんだお部屋探し
先日、居住用の賃貸物件を探されているお客様をご案内しました。そのお客様は在宅ワークが中心のため、「通信速度が安定している光回線が引けること」が絶対条件でした。
エリアや間取り、家賃も理想通りで、お客様も「ここに住みたい!」と大変気に入られた物件が見つかったのです。そこで、事前に管理会社へ「光回線は使えますか?」と問い合わせたところ、返ってきたのはこのような回答でした。
「そこはケーブルテレビ(CATV)のネットが導入されていますよ。詳しいプランや速度は、直接ケーブルテレビ会社に問い合わせてみてください。」
嫌な予感がした私たちは、すぐにその地域のケーブルテレビ会社へ直接問い合わせ、物件の対応状況を独自に調査しました。すると、判明したのは「同軸回線(テレビとのハイブリット回線)」のサービスしか対応していないという事実だったのです。
結果として、在宅ワークに必要な速度(特に上りの速度)を満たせない可能性が高く、お客様は涙をのんでその物件への申し込みを見送ることになってしまいました。
■ 「インターネット対応」でも速度が違う?知っておきたい2つの壁
なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?
ポイントは大きく分けて2つあります。
① 「同軸回線」と「光回線」の違い
アパートやマンションなどの集合住宅では、ケーブルテレビ(CATV)の回線がセットになっているケースが多々あります。
ここで注意したいのが、同じケーブルテレビ会社のネットでも、「同軸ケーブルを使った回線」と「光ファイバーを使った光回線」では、通信速度や安定性がまったく異なるという点です。
同軸回線の場合、ダウンロード(下り)はそこそこ速くても、アップロード(上り)の速度が遅い傾向があり、Web会議でのビデオ通話や大容量データの送受信でストレスを感じることがあります。
② 集合住宅特有の「一括契約」の壁
「じゃあ、入居した後に自分で個別に光回線を契約して、工事すればいいや」と思われるかもしれません。
しかし、多くの集合住宅では、建物全体で一括契約している場合が多く、個別の部屋だけプランを変更したり、勝手に外壁から新しい光ファイバーを引き込んだりする工事が難しいのが現状です。
■ 重要事項説明書には書かれない「通信インフラ」の盲点
実は、不動産取引の際に行われる「重要事項説明(重説)」において、インターネットの回線速度や詳しい種類(光か同軸かなど)までの説明は、法律上の義務になっていません。
そのため、一般的な不動産会社では「ネット使えますよ」という管理会社の言葉をそのまま伝えて終わり、というケースが少なくないのです。
契約した後に「思っていた速度が出ない!」と気づいても時すでに遅し。解約して引っ越すにも、多額の違約金や初期費用が無駄になってしまいます。
■ だから「ぬりかべの仲の介」は、通信会社まで独自に調べます!
せっかく気に入ったお部屋なのに、入居してから後悔してほしくない。 だからこそ、私たち「ぬりかべの仲の介」は、管理会社の言葉を鵜呑みにはしません。
ネット環境を重視されるお客様の代理(仲の介)として、独自に通信会社へ直接問い合わせ、その物件で本当にご希望のサービスが使えるかを契約前に徹底的に調査します。
これは、賃貸物件の仲介だけでなく、収益物件(投資用不動産)の建物調査でも同様です。今の時代、ネット環境が貧弱な物件は入居者が集まりにくく、退去リスクも高まるため、オーナー様にとっても通信インフラの事前調査は極めて重要です。
「契約した後に工事すればいい」ではなく、「契約する前に確実に確認する」。
ネット環境にこだわりたい方は、ぜひ「ぬりかべの仲の介」にご相談ください。
あなたの快適なデジタルライフと安心の物件選びを、足を使って隅々までサポートいたします!
ぬりかべ不動産 代表

